色鉛筆でアゲハ蝶を描こう! 色鮮やかなアゲハの描き方を丁寧に解説!

色鉛筆で昆虫をリアルに描こう!①‐ナミアゲハ  アゲハチョウの描き方を解説!


 

 

 

こんにちは、たくみです!

 

「色鉛筆でカワセミを描こう!」

でもお話した釣り好きで
野鳥に詳しい知人ですが、
実は昆虫にも詳しいことが
最近わかりました!(← 今頃 … )

その知人の好きな昆虫の中に
アゲハチョウがあります。

 

一般的にアゲハとも呼ばれますが、
正確にはナミアゲハを呼ぶようです。

春から夏によく飛んでいる姿が見られる
ほど親しみ深い蝶ですよね。

 

ちなみにナミアゲハとよく似ている蝶が
キアゲハだよ、と知人。

どこが違うかというと羽の付け根の模様が
それぞれ異なり、
また全体の黄色みが
強いのがキアゲハとのこと。

たしかに遠目では同じように見えますね。

 

さて今回はそんな日本人になじみの深い
ナミアゲハをお題にしたいと思います。

これから色鉛筆画を始めたい方や
蝶の好きな方など
参考にして
いただけたら嬉しいです。

 

◆関連講座「ルリビタキを描こう!」

※詳細は画像をクリック!

 

 

 

     お願い ―    ※ 掲載するすべてのイラストの無断使用・転載はご遠慮ください

 

 

― お題 ― 「アゲハ蝶」

 

 

【 準備するもの 】

 

画像にあるケント紙(B5~A4)と
色鉛筆(メーカーは自由です)、

他に鉛筆、消しゴム、
そして定着剤(フィキサチーフ)も
あると保存に便利です。

☆ フィキサチーフ 使用方法

 

☆ 今回使用した色鉛筆はプリズマカラー
(カリスマカラー)ですが、

  お持ちの色鉛筆でかまいません。
似た配色で着色してくださいね!

※ 解説中のナンバー(例:921)は
プリズマカラーを使用する際のものです

 

※ 作品の汚れ防止としてチラシやコピー用紙
などを手の下に敷いて描いてくださいね

 

それでは
準備のできた方から始めましょう!

 

 

1 下書き   

 

画像のように輪郭を下書きします。

 

 

2 着色(羽)

 

羽根全体に下地色として
黄色(916)を薄く着色します。

 

全体はこのような感じです。

 

 

3 模様 

 

お題の画像を参考にして、
黒色
で上下の羽の模様を描き入れます。

 

細かい模様が多いですが、丁寧に
描き込みましょう。

 

途中経過(羽の上部)

このように
上下の羽の模様を書き出しました。

 

 

4 着色(模様①)

 

画像の範囲に青色(903)を着色します。
(下の画像参照)

 

尾の付近に対で
オレンジ色(918)を着色します。

 

 

5 着色(模様②)

 

3で描き分けた模様を
黒色で丁寧に着色しましょう。

 

羽の全体を着色できました。

 

 

6 着色(頭部~腹部)

 

昆虫は頭部・胸部・腹部と
別れていますが、今回は真上からの
描写ですので
描き分けの
必要がなく塗りやすいと思います。

オレンジ色(918)で着色しましょう。

 

 

7 着色(頭部~腹部②)

 

画像のように黒色で複眼の描写、そして
体毛も表現しながら
胸部、腹部を
着色して仕上げましょう。

 

私たちになじみ深いアゲハ蝶の完成です!

 

いかがでしたでしょうか、色鮮やかな
アゲハ蝶が仕上がったでしょうか。

春から秋まで全国で見られるアゲハ蝶
ですが、よく観察すると
鮮やかな
色彩と複雑で芸術的な模様に
ハッとさせられますね。

 

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