色鉛筆で水滴をリアルに描こう! 葉の上の水滴の簡単な描き方を丁寧に解説!
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こんにちは、たくみです!
休日が雨の日は湿度が高く、
外出も億劫になったりしますよね。
それでも静かでしっとりした雨の日が
好きな人も多いようです。
晴天の日はもちろん好きなのですが、
雨の日は僕も好きなんです。
雨音が心地よく、
イラストや読書に集中できたりしますし。
マイナスイオンも多いんでしょうね(笑
そして雨上がりには木々が青々として綺麗
で、葉っぱには雨の水滴やしずくが・・
そこで今回はリクエスト・メールに
お応えして水滴 の描き方を
解説したいと思います!
梅雨のごあいさつの絵手紙などの
イラストに水滴のある植物なんか
いいと思いますよ。
みずみずしい雰囲気を演出する水滴、
なんだか風情ありますね。
この講座の手順をぜひ参考にして
いただけたら嬉しいです。
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鉛筆画も投稿しています。
よろしければこちらもご覧ください
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☆ 使用する色鉛筆はプリズマカラー
(カリスマカラー)ですが、
お持ちの色鉛筆でかまいません。
似た配色で着色してくださいね!
※ 解説中のナンバー(例:921)は
プリズマカラーを使用する際のものです
【 準備するもの 】

画像にあるケント紙(小さめ、B5など)
と色鉛筆(メーカーは自由です)、
そしてペン型消しゴムです。
今回は水滴のみの練習ですので定着剤
(フィキサチーフ)は必要ないのかな、
と思います。
※ 作品の汚れ防止としてチラシやコピー用紙
などを手の下に敷いて描いてくださいね
それでは
準備のできた方から始めましょう!
【 水滴の練習(題材)】

上のイラストは葉っぱも描かれていますが、
今回は水滴のみの解説になります。
(葉はイメージするための描写です)
はじめに、水滴の基本的な
描写ポイントの図解がこちらです

ご覧のように、
基本的なポイントはシンプルなんですね。
難しく思える水滴ですが、ポイントごとに
描写することで意外に簡単に
描くことができますよ!
なお、光源の位置など状況によっては
描写方法は異なりますが、
基本的には上記の図解にある感じです。
※ 小さな水滴の場合には B の着色を
省略することもあります
それでは実際に練習をしていきましょう!

冒頭でもご説明したとおり、
練習にあたってイメージしやすいように
シンプルな笹の葉の下絵を用意しました。
空白になっている丸い部分に水滴を
描き込んでいく練習になりますので、
こちらをプリントアウト(印刷)されるか
そのままケント紙に水滴のみを
描写していくかは描きやすい方で
実施してくださいね。
1 着色①(光源側)

図解 A の着色をします。
黄緑色(912)を半円ほどの範囲に
光源側を濃く反対側を薄く
(グラデーション)着色しましょう。

全体はこのようになりました。
2 着色②(陰側)

図解 B の位置を同じ黄緑色で着色しますが
A よりは薄めで塗る幅も狭く着色します。
ただ、小さい水滴には B の着色は
省略してOKです。

全体はこのようになりました。
3 陰影

水滴の影を深緑色(911)で表現します。
画像のように光源の方向と反対側に
濃い目に着色しましょう(図解の C 参照)
4 反射光
仕上げにホワイト白の色鉛筆または
ポスカ、アクリルガッシュの白
で光源側に反射光を描き入れます。
大きめの水滴には2か所ほど、
小さめの水滴には点を描き入れましょう。

葉の上の水滴が完成しました!
いかがでしたでしょうか。
みずみずしい水滴が
表現できたでしょうか?
ご参考までに、
鉛筆で描写するとこんな感じになります。
一見、表現が難しそうな水滴ですが
段階的に描写することで
写実的に仕上げることができます。
葉っぱ以外でも、
窓や金属などいろいろな所に
付着する水滴を描くのも楽しいかも
知れませんね。
そうした場合でも、基本的に今回のような
描写方法で表現できると思いますよ!
ぜひ挑戦してみてくださいね。
【 お知らせ 】
