月夜に浮かび上がる夜桜を描こう!
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こんにちは、たくみです!
今回はメールでリクエストいただいた
お題の中からピックアップしました。
珍しいお題でもあり、今回は「夜桜」
の描き方を解説したいと思います。
しかも、「幻想的な感じの夜桜」
ということでしたので、
月夜に浮かび上がる桜を
イメージして仕上げていきましょう。
桜といえば春の日中の華やかな姿を
イメージしますが、たしかに夜桜も
綺麗ですね。 各観光地では見事に
ライトアップされていて人気です。
そうした夜桜はあまり絵画として
目にすることはないのかも。
今回のご提案でハッとさせられました。
僕も夜桜を題材にするのは初めてで
ワクワクしますし、皆さんと一緒に
作品を完成していくつもりで
解説させていただきますね。
今回は夜桜ということで、
背景を真っ暗に仕上げてメインの桜を
浮かび上がらせる感じに
しようと思います。
背景は黒色を塗って夜を表現してもいい
のですが、以前100円ショップで
購入していた黒紙を思い出して
今回の題材にちょうどいいかな、
とも思いましたので、準備するものは
色鉛筆と黒い紙になります。
通常の白い画用紙に
黒く背景を塗ってもいいのですが、
意外に真っ黒に塗るのは難しく、
ムラもでき易かったりもします。
もしよろしければ、今回お近くの100円
ショップでの購入がいいと思います。
(僕が購入した黒紙はB4サイズで0.5mmの
厚紙3枚入りです。画用紙ではなく厚紙という
分類です。練習用としておすすめです)
それでは
準備のできた方から始めましょう!
※ 作品の汚れ防止としてチラシやコピー
用紙などを手の下に敷いて描きましょう
1 下書き
※ 表示のナンバーは
プリズマカラーを使用時の番号です
使用する色鉛筆は自由ですので、
同じ色合いで描いていってくださいね。
画像では講座用に強めに白色で下書きを
しましたが、デッサンのように薄く輪郭線
を描いてかまいません。
(薄い線は消しゴムで消せます)
2 白で塗りつぶし

コツとしては強めの筆圧で塗ります。
・・芯が折れない程度に(汗)

全体はこのような感じになりました。
3 花びら(陰影の着色)

薄紫色(956)を花びらの左側に
着色します。
画像ではわかりづらいですが、
暗闇の中でも色彩の陰影が多少あり
ますので変化をつける感じで塗ります。
4 花びら(中央の着色)

中央部を黄緑色(989)に塗り、付近を
薄紫色(956)に着色しましょう。
5 花びら(中央の着色②)

次に4で着色した薄紫色の少し内側を
紫色(1008)で塗ります。
紫の濃淡を重ねることで奥行き、
そして立体感が出てきます。
6 雄しべ①

雄しべの花糸を数本ずつ描き入れます。
(油性色鉛筆は上から色が乗りづらい
のですが、明度の弱い夜桜では
ほどよくぼやけてよい感じになります)
7 雄しべ②

雄しべの先端を朱色で描き入れます。
(922)
こちらも、ほどよくぼやけた感じで。
8 枝とつぼみ(着色)

枝とつぼみを茶色(PC‐945)で
強めに着色します。
最後に枝の下側にこげ茶色(946)で
陰影を塗り、仕上げましょう。
【 参考 ・ブレンダー 】
また、今回は使用しませんでしたが
色合いをぼかしたりなじませる方法
として、ブレンダーを使うことも
おすすめします。
なじませたい範囲をなぞったりする
ことで適度なグラデーションやぼかしを
表現できますので、使ってみたい方は
こちらをご参照ください。
☆ブレンダー(サンフォード社)
月夜に浮かぶ夜桜が完成しました!
(上記のブレンダーでなじませると
さらに自然な色合いになります)
今回は「夜桜」の風情がテーマですので、
リアルさは重要ではありません、
幻想的な雰囲気が大切ですよ~!
アレンジとして、散った花びらを
1~2枚余白に描いても、
よりいっそう風情が出ると思います。
※ 保存のため、作品にフィキサチーフ
(定着剤)を吹きかけましょう
使用方法は こちら
さらに、リアルな色鉛筆画として
バラの詳しい描き方を
習得してみたい方へ
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