イラスト講座で使用している画用紙のご紹介~ 水彩画用紙の解説!
こんにちは、たくみです!
私がふだん使用している画紙(画用紙)や
イラスト用紙を解説したいと思います。
20年以上絵を描いてきましたが、
これまで使用してきた経験もふまえて
これから絵を始めたい方へおすすめしたい
水彩画用紙、イラスト用紙です。
また、絵の具や色鉛筆、筆や消しゴム
などのおすすめ画材はこちらの
記事で解説していますので
併せてご覧ください。
【 画用紙一覧 】
【 画用紙類の紹介 】
1 クレスター紙
画像はナチュラルホワイトの
F4サイズ(ブロックタイプ・中目)
で、少しベージュがかった
温かみのある紙色です。
水彩の特色である「にじみ」「ぼかし」
「発色」ともよく、丈夫な紙質です。
僕は主に春や秋の風景を描く時に
よく使用します。
2 ウォーターフォード紙
イギリスの高級ブランド水彩紙です。
画像はF4サイズ(ブロック・中目)で、
こちらも水彩の技法である
「にじみ」「ぼかし」「重ね塗り」、
そして「マスキング」にも対応し、
丈夫で発色のよい紙質です。
一般の方はもちろん、プロの画家にも広く
愛用されている水彩紙ですね。
夏の青空や海などのグラデーション
を描く場合やマスキングを多用する時に
よく使用するバランスのよい水彩紙です。
◇ウォーターフォード紙
(F4ブロック)
3 ヴィフアール紙
国産の水彩紙(マルマン社製)で
画像はF4サイズ(ブロック・細目)です。
水彩紙の中では比較的安価で
初心者の方へもおすすめです。
こちらも水彩画の定番である「にじみ」
「重ね塗り」に対応し発色がよいです。
・
紙質が細目なのでボタニカルアート
や細かい描写にも向いています。
◇ヴィフアール紙
(F4ブロック)
4 KMKケント紙
製図にも対応するなど
良質なホワイト紙です。
僕はペンシルアート(鉛筆・色鉛筆)
での制作でよく使用します。
描き心地や発色もよく丈夫な用紙ですね。
5 TMKポスターパッド
画像がミューズの
ニューTMKポスターパッド紙です。
水彩やアクリル、鉛筆、
そしてポスターカラーとの相性がよく、
色の伸びや発色を引き出す
良質な画紙です。
< スケッチブック? ブロック? とは何? >
それぞれのサイズの後にスケッチブックや
ブロックと記しましたが、
これは用紙の綴じ方による違いになります。
スケッチブックとは文具店でよく見かける
種類で初心者におススメのタイプです。
ブロックとは20枚前後の用紙が四方を
糊付けされた状態のもので、水彩画で
よく使用される「水張り」という作業なしに
描きはじめることができるタイプ。
(ただ、水分を多めに使用される方は
水張りは必要になります)
また、
ボードタイプというものがあります。
これは用紙がすでにボードに貼られて
いる状態のもので、制作後に額装せずに
シンプルに飾ったり、梱包して贈り物
として郵送などもできますね。
・例えは少し違いますが、
色紙のようなイメージ?かなと(笑
他に、水彩紙を購入する際に
気を付けたいことは「厚さ」ですね。
数字は1㎡あたりのグラム数になり、
数字が大きいほど厚くなります。
重ね塗りをして仕上げていきたい方は
厚めの用紙が丈夫でおススメです。
水張りをしていても用紙が薄いと
水分でゆがみやすくなったり、
重ね塗りで紙がボロボロ(?)に
なる恐れもあります。
ただし、
サラッと描くタイプの方はそれほど
厚さは気にしなくてもいいと思います。
簡単な説明になりましたが、
実際に皆さんが絵を描いていく中で
それぞれの用紙の特性がわかっていく
と思いますし、上記の用紙以外にも
たくさんの画用紙がありますので、
楽しみながら自分の描写に合う用紙を
見つけていってくださいね。
それでは
イラスト講座でお会いしましょう~!
☆インスタへは色鉛筆画や水彩画、
鉛筆画も投稿しています。
よろしければこちらもご覧ください
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