鉛筆で鷹のイラストを描こう! 飛翔する鷹の描き方を丁寧に解説!

飛翔する迫力ある鷹を描いてみよう! 鉛筆画の描き方を丁寧に解説!


 

 

 

 

こんにちは、たくみです!

今回は鉛筆画の題材として人気の高い
と言われる「鷹」を描いてみましょう!

 

さて、
皆さんは鷹と鷲の違いって
なんだかご存知でしょうか?

 

意外に違いについて曖昧な方も
多いのではないでしょうか。

でも答えは簡単なんです。

 

実は 大きさ なんですね。

 

「ええぇ~~っ?!」
という声が聞こえてきそうですが(笑)
本当にそうなんですね。

 

実は鷲も鷹も、そして鳶(トンビ)も
タカ目タカ科に属する仲間なんです!
たしかに言われてみると
よく似ていますよね。

ただ大きさで分けられているので近くで
見ないと分かりづらいのですが(汗

大きいのが鷲で、中ぐらいなのがトンビ、
そして小柄(?)なのが鷹という
位置付けのようですね。

 

鷹よりトンビの方が大きいとは意外です💦

個人的には、鷲は大きくて貫禄があって
鷹はシャープでカッコいいイメージ。

トンビはなんかのんびりと
ピーヒャララ~♬
と上空を旋回している感じでしょうか??

 

と微妙なウンチクはこれくらいにして(汗)
今回は精悍な顔つきの鷹の羽ばたく姿を

お題にしまして、鉛筆で描写する過程を
フル解説していきたいと思います。

 

写実的に鉛筆画を描きたい方や
動物が好きな方など参考にして
いただけたら嬉しいです!

 

インスタへは色鉛筆画や水彩画、
鉛筆画も投稿しています。
よろしければこちらもご覧ください
インスタは こちら

 

 

 

      お願い ―   ※ 掲載するすべてのイラストの無断使用・転載はご遠慮ください

 

 

― お題 ―「飛翔する鷹」 

 

※ 鷹が獲物を見つけて羽ばたく瞬間を
イメージして描きました

 

 

【 準備するもの 】

 

ケント紙(B5~A4)または画用紙と
鉛筆 HB、3B(メーカーは自由です)、

消しゴム、他に下敷き用にコピー用紙
1枚(またはチラシ)、綿棒、
そして定着剤(フィキサチーフ)も
あると保存に便利です。

フィキサチーフ 使用方法

 

※ 作品の汚れ防止としてチラシやコピー用紙
などを手の下に敷いて描きます

 

それでは
準備のできた方から始めましょう!

 

【 お詫び 】

こちらの描き方講座「鷹を描こう!」
は照明の不具合で画像が薄暗く
なっております💦

どうぞご了承ください

 

1 下書き  

 


※ クリックすると拡大します(PCの方)

画像のように両翼のバランスに
気を付けて丁寧に描きましょう。

※ 実際の尾羽は12枚ほどですが、
重なっていて少な目に描いています

 

 

2 嘴(くちばし)の表現 

 

鋭いくちばしの曲線の光沢を
表現するため、
塗り残しをしながら着色します(HB)

※スタンド型の照明で撮影した関係で
薄暗い画像となっております・・🙏💦

 

 

3 眼の表現 

 

輪郭をなぞり、
黒目の光沢は塗り残して
鋭い眼を描写します(HB)

 

 

4 嘴の仕上げ 

 

くちばし全体を薄めに着色し、
口角に厚みの線を入れ、鼻孔を
描きましょう(HB)

 

 

5 頭部の表現① 

 

頭部全体を薄めに着色したあと、
綿棒でなじませます(HB)

 

 

6 頭部の表現② 

 

画像のように毛並みを描き入れます。
(HB)

 

 

7 頭部の表現③ 

 

頭部の左側(顔側)を中心に
陰影を描き入れましょう(3B)

 

 

8 右翼の表現 

 

右翼を薄めにHBで着色し、
綿棒でなじませます(画像の範囲)

 

 

9 右翼の表現② 

 

3Bで翼の柄や陰影を表現します。
ゆっくり丁寧に描写しましょう。

 

 

10 左翼の表現① 

 

左翼も薄めに全体を着色し、
綿棒でなじませます(HB)

 

 

11 左翼の表現② 

 

左翼も同様に羽の柄と陰影を
丁寧に描写しましょう(3B)

 

両翼はこのようになりました。

 

 

 

12 腹部と尾羽の表現①

 

腹部、尾羽それぞれ全体を薄めに
着色し、綿棒でなじませます(HB)

 

 

13 腹部と尾羽の表現②

 

HBで毛並みを表現します。
ゆっくり丁寧に描き入れましょう。

 

 

14 腹部と尾羽の表現③

 

仕上げに
3Bで濃淡、陰影を表現します。

 

 

15 足元の表現 

 

下書きの上から輪郭をなぞって
足元を強調し、仕上げに
3Bで陰影を表現しましょう。

 

以上で羽ばたく鷹の完成です!

 

いかがでしたでしょうか。
 迫力のある鷹が仕上がったでしょうか。

さらに羽の柄や質感を細かく
描写することでもっとリアルに
表現できると思います。

 

ご参考までに、色鉛筆で着色した
同じ構図の作品がこちらです
↓↓↓

色鉛筆でも描写してみたい方は
このようなイメージの配色も
よろしければ参考にしてください。

 

☆ 「色鉛筆で鷹を描こう!」は こちら

 

☆ 「色鉛筆でカワセミを描こう!」は こちら

 

 

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