色鉛筆で昆虫をリアルに描こう!②‐カブト虫 人気のカブトムシの描き方を解説!
こんにちは、たくみです!
子供の頃、夏休みに昆虫採集をした方
も多いと思います。
いろいろな昆虫がいますが中でも
カブト虫は一番人気がありました。
僕も友人と近くの山へ行っては
木に登って見つけたカブト虫を
虫かごに入れて
自慢したりしていました(笑)
そういえば図工の授業でもカブト虫や
クワガタを描いた記憶があります。
今回は
懐かしい思い出に浸りながら(汗)
昆虫の王様「カブトムシ」を
お題にしたいと思います。
昆虫好きな方はもちろん、カブト虫を
リアルに描いてみたい方など
参考にしていただけたら嬉しいです!
― お題 ― 「カブト虫」
【 準備するもの 】
画像にあるケント紙(B5~A4)と
色鉛筆(メーカーは自由です)、
他に鉛筆、消しゴム、
そして定着剤(フィキサチーフ)も
あると保存に便利です。
☆ 今回使用した色鉛筆はプリズマカラー
(カリスマカラー)ですが、
お持ちの色鉛筆でかまいません。
似た配色で着色してくださいね!
※ 解説中のナンバー(例:921)は
プリズマカラーを使用する際のものです
※ 作品の汚れ防止としてチラシやコピー用紙
などを手の下に敷いて描いてくださいね
それでは
準備のできた方から始めましょう!
1 下書き
※画像をクリックすると拡大します
画像のように
カブト虫の輪郭を下書きします。
足の形状が少し複雑ですね。
2 着色(輪郭線)
1で下書きした輪郭線を
こげ茶色(947)でなぞっていきます。
(体毛の部分は除く)
このように輪郭が強調できました。
3 着色(下地)
下地として甲羅と足の部分を
こげ茶色(947)で着色します。
光沢と体毛の部分は塗り残します
(下の画像参照)
全体はこのようになりました。
4 着色(体毛の下地)
黄色(942)で体毛を塗ります。
ここでは細かい描写はせず、
毛の範囲を下地塗りします。
5 着色(体毛の陰影)
毛の流れを黄土色(941)で、
陰影をこげ茶色(947)で表現します。
このように毛並みが表現できました。
6 着色(陰影)
黒色で全体の陰影を仕上げます。
このように角や甲羅、足の陰影が
強調され立体的になりました。
7 着色(仕上げ)
6のままでもいいのですが、それぞれの
光沢付近に濃い紫色(937)を
薄く重ねることで光沢に
深みが出てきます。
少し赤みががって
光沢がきれいになりました。
以上で
昆虫の王様 カブトムシ の完成です!
いかがでしたか、カッコいい
カブト虫が表現できたでしょうか?
カブトムシはクヌギやコナラの木が
好きなので、そうした木に
しがみついているカブト虫
を描くとよりリアルな感じになります。
夏休みの絵日記や図画の宿題などにも
今回の手順を参考に写実的なカブト虫を
表現してみても楽しいですね。
僕も懐かしくカブト虫を
描くことができました。
【 お知らせ 】