色鉛筆でキウイをリアルに描こう!キウイフルーツの描き方をポイント解説!

(中級編)色鉛筆で果物をリアルに描こう!⑥‐キウイ  キウイフルーツの描き方を解説!


 

 

 

こんにちは、たくみです!

今回の
『色鉛筆で果物をリアルに描こう!』
キウイです。
リクエストをしていただいた皆様
ありがとうございました。

 

僕は食後に冷やしたキウイフルーツを
食べることが時々ありますが、
その
なんとも言えない美味しさに
食べすぎることも多いんです(汗

 

そんな大好きなキウイですが、今まで
描いたことのない果物でもありました。
そこで今回リクエストを頂いたことを機に
初めて描いてみました🥝

果物を描いてみたい方や
色鉛筆画を始めてみたい方など
参考にしていただけたら嬉しいです。

 

今回のお題は大人気の
キウイの描き方解説(中級編)となります!

 

 

・・中級編とは・・

初級編は下書きから着色、そして
完成までのフル解説ですが、
中級編では
・・すでに完成したお題を、いくつかの
ポイントに分けながら
解説していく
スタイル
となります

 

 

 

     お願い ―   ※ 掲載するすべてのイラストの無断使用・転載はご遠慮ください

 

 

 

【 準備するもの 】 

 

【 準備するもの 】

画像にあるケント紙(B5~A4)
参考:ケント紙(A4)

色鉛筆(メーカーは自由です)
参考:プリズマカラー

下書き用の鉛筆、ペン型消しゴム、
そして定着剤(フィキサチーフ)

あると保存に便利です。

フィキサチーフ 使用方法

※ 作品の汚れ防止としてチラシやコピー
用紙などを手の下に敷いて描きます

 

 

それでは
準備のできた方から始めましょう!

 

 

 

【 解説の概要図 】  

 

 

 

☆ それではA~Eの各ポイントについて
解説していきましょう!

 

 

A 果肉の表現 

 

果肉の部分は2段階で着色しました。

まず下地として黄色を塗り、仕上げに
黄緑色を表皮側(外側)から
徐々に薄く
なるようにグラデーションで表現します。

 

 

B 種子の表現 

 

種子は光沢部分を塗り残して
黒色で塗ります。

果肉に埋まっている種子は画像のように
ところどころ
薄く透けてみえるように描写
するとリアルな感じになります。

白いスジは隔壁(かくへき)と
呼ばれるもので、最後に消しゴムで
スジのように消すことで画像の
ような線に仕上がります。

壁のように種子を挟んでいますので
種子がはみ出さないように
注意して着色しましょう。

 

 

C 水滴の表現 

 

水滴があるとみずみずしく見えますが、
あまり大げさに描写すると
不自然にも
見えてしまうため、数滴くらいが
いいと思います。
(水滴の描写方法は
こちらをご参照ください)

※ 水滴を省略しても仕上がりに
影響はありません

 

 

D 表皮の表現 

 

実は今回のキウイで一番難しい部分が
この表皮の表現になるかと思います。

画像にうっすらと見える深緑色
最初にランダムに着色しておきます。

(深緑色はまばらに塗ってかまいません)

次に黄土色で表皮の質感を意識しながら
全体を着色し、
同様にこげ茶色でさらに
重ねていくと画像のように

ごわごわした表現ができていきます。
(陰になる範囲はさらに濃い目に着色します)

少し時間のかかる作業になりますが
丁寧に描写しましょう。

 

 

E 陰影の表現 

 

最後にキウイの影を表現します。

黒色の色鉛筆は少し強いので、
僕は鉛筆で描写しました(H、2B)

使いやすい方で表現してくださいね。

 

以上で
色鮮やかなキウイフルーツの完成です!

 

 

いかがでしたでしょうか、
美味しそうに仕上がったでしょうか?

今回はアクセントとして水滴のある
キウイを解説しましたが、
もちろん
水滴を描写しなくてもかまいません(↓)

【 水滴なしの作品 】 

飾ったり絵手紙にしたり
幅広く楽しくご活用くださいね♪